ネットで”早漏対策方法” を調べると、色々な防止法が出てきます。
その中に、セックス(性行為)の前に「あらかじめオナニーで射精しておく」という方法を耳にしますが、実はこの方法はソウロウ対策法としては、あまりおすすめできるものではありません。
なぜなら、ED(勃起不全)の症状を引き起こす可能性があるからです。
今回は、間違った早漏対策であるセックス(性行為)直前のオナニーについて解説します。
ED(勃起障害)になる恐れがある?
確かに、男性は一度射精すると、性的欲求は減少して脳の興奮度も下がります。
そして肉体的にも、その後もう一度射精する場合、1回目よりも時間が長持ちする傾向にあるのは事実です。
しかしこの方法、何度も繰り返していると、一時的なED(勃起不全)になってしまう恐れがあるということを知っておいてください。
性欲の旺盛な若い20代の男性ならともかく、セックスをある程度経験している男性の場合、一度射精してしまうと、その後のセックスで挿入まで勃起が持続しなかったり、中折れの状態になったりすることが割と多いです。
これは、いざ性交となったときに勃起しない一時的な ”インポテンツ”の症状 です。
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この現象の理由としては、すでに射精しているため、
”実際の性行時に脳から射精(勃起)指令が身体に正しく伝達されない”
ことがあげられます。
この行為を繰り返していると、”脳から射精(勃起)指令が身体に正しく伝達されない”ことが習慣化されてしまい、やがて軽度から重度のED(勃起不全)を引き起こしてしまう可能性があるのです。
オナニーのし過ぎは精子の量が減ってしまう?
また、当然ですが一度射精しているため、2回目は”射精量が少ない”です。
妊活されている方などには、この方法は全くおすすめ出来ません。
精子は一定時間を置かないと正しい量が生成されず、妊活時にはデメリットとなるので、セックスを長持ちさせたいからといって、直前にオナニーをする行為はやめておきましょう。
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結局、セックスの直前にオナニーをしておくというこの方法は、根本的な早漏改善には効果がないので、しっかりと正しい方法で改善することの方が何倍も有意義です。やはり騙し騙しの方法では限界があるということですね。
早漏をしっかり治すには、正しい知識と正しい改善方法を知ることです。
その場しのぎの方法ではなく、確かな効果を実感できる対策法を実践しましょう!
当サイトでは、早漏をできるだけ確実に直すためのトレーニング方法を解説しています。こちらの記事も合わせてお読みいただけると参考になるはずです。
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