早漏の手術で「陰茎背部神経遮断術」というものをご存知でしょうか?
ペニスの神経(陰茎背部神経)を一部切除するという早漏の手術方法です。
本当にそんな方法で持続時間が延びるのか、また危険はないのかなど、陰茎背部神経遮断術について詳しく解説したいと思います。
陰茎背部神経遮断術とは?
実は、この陰茎背部神経遮断術という早漏の手術方法は、日本では行われていません。
主には、中国や韓国で行われている治療法なんです。
具体的な手術方法は、ペニスの末梢神経(陰茎背部神経)を一部切除してしまうことで、感覚を鈍らせて射精までの時間を遅らせるというもの。費用は5~10万円程度(基本的に国外での手術料金)です。
なぜ日本国内の病院やクリニックでこの手術方法が行われていないのかというと、
その答えは「危険性の高さとリスクの大きさ」にあります。
では、成功したときの効果と、逆にリスクがなぜ高いのかを順番にお話します。
陰茎背神経遮断術の効果
陰茎背神経遮断術は、先ほど話したとおり、陰茎に繋がれている神経の一部を切断して感覚を鈍化させるもの。では、そうすることでどんな効果が得られるのでしょうか。
ある体験談では、術後の挿入時間が平均2~3倍くらい伸びたという意見がありました。
確かに、似たような早漏の手術で「包皮小帯部切除術」という治療法があります。
同じように神経を遮断するということなので、この意見は全くのデタラメではないでしょう。
しかし、泌尿器科の学会ではこの手術は早漏症に効果があるという証拠はないそうです。
それに、この方法には大きなリスクがあります。そのひとつは、「後遺症」の問題です。
後遺症を起こす可能性がある?
リスクのひとつは、後遺症と術後の痛みです。
失敗した例では、陰茎に軽い刺激や接触を起こしただけで激痛を生じる「複合性局所疼痛症候群」という後遺症を起こす事例があったりと合併症も多い手術だということを覚えておいてください。
下手をしたらペニスが使い物にならなくなる危険性もあるのです。
その効果は長続きしない?
陰茎背部神経遮断術のもうひとつのデメリットは、効果が長続きしないことです。
なぜなら、末梢神経というのは本来、ある程度の回復力を持っているからです。
なので、人によっては数か月で感覚がある程度戻ってしまうことがあるようです。
つまり、せっかく海外に行ってまで早漏を治療したのに、数ヵ月後にはまた元の状態に戻る恐れがあるということです。
陰茎背部神経遮断術のまとめ
陰茎背部神経遮断術についておわかりになりましたでしょうか?
やはり、日本で推奨されていない手術となると、リスクと危険性が高いということです。
それでも、どうしてもこの早漏手術を受けたいという人は、お隣の韓国に行き治療を受けるしかありません。
早漏博士としては、この治療方法はおすすめできません。
なぜなら、もっと安全に早漏を治す手段がいくつかあるからです。
あなたの早漏は、もっと安全で簡単な方法で自力で治せるかもしれません。
当サイトでおすすめしている早漏の治療方法を一度よく読んでみてください。
早漏を治す手術!おすすめのクリニックと治療の効果
早漏がなかなか治らない人は、手術で治す方法も検討してみるといいかもしれません。 早漏を治す手術は男性用クリニックや病院で行われているもので、1度手術を受ければ半永久的に早漏の悩みから開放されるので、色 ...