遅漏とは、どういう病気?
簡単に言うと早漏の逆と考えてください。
陰茎(いんけい)が腟内に挿入されてから射精に至るまでに
長時間を要す場合、あるいは射精できないことを指します。
男性にとって一般的に、
遅漏は相手の女性に長く性的快感をもたらす事ができると考えれる為、
その点で早漏よりはましという見方がほとんどかと思います。
しかしながら女性の意見は必ずしもそうではなく、
むしろ長時間に及ぶ男性器の挿入で女性器が傷つき腫れたりなど
苦痛をともなう場合があり、
”早漏より嫌がられる事も少なくないのです。”
そして、遅漏の原因として最も多いのは、
"自慰行為のし過ぎによる男性性器の感覚低下"
だと考えられています。
日ごろから誤ったマスターベーション(オナニー)、
たとえば陰茎をふとんに押さえつけて射精する習慣の人や、
亀頭部の根部を刺激する押しつけ型のマスターベーションを
行っていた男性は、性交時に腟内で射精できなくなることがあります。
また射精できていたものが、
何らかのきっかけで射精できなくなることもあります。
精神的なものとして、性的快感への恐怖や、
妊娠を強く希望するパートナーに早く射精するように命じられて発症する人もいます。
さらには、
年齢的なことや、糖尿病、脳脊髄(のうせきずい)障害、
ホルモン障害、抗うつ薬の副作用による遅漏などもあります。
遅漏の問題は、それはそれで深刻な悩みといえそうです。