”早漏を治す方法” を知る上で、
基本的な勃起と射精のメカニズムについて知っておきましょう。
勃起と射精のメカニズム
【 勃起のメカニズム 】
勃起とは、男性が性的に興奮(視覚や触覚により)した際に、
陰茎(ペニス)が太く長く硬くなり上を向く現象を指します。
当然、男性なら身をもって体感している現象ですよね。
では、この勃起のメカニズムを詳しく見ていきましょう。
ペニスの勃起は、陰茎内部の海綿体に血液が溜まり、血液を排出する静脈が調節され、内部の圧力が上昇する事により支えられます。
人間の勃起は陰茎内圧の上昇によって行われるため、当然伸縮性のある陰茎は内圧の高まりによって、勃起していない時よりも太く硬くなります。
普段の血圧では内部構造の関係で鬱血しないようになっています。
セックスの時は性的な刺激が脳の勃起中枢まで伝達され、
脊髄勃起中枢に作用してペニスに血液が多量に流し込まれます。
脳の副交感神経の働きが強くなることで、勃起が起こるというわけです。
また思春期などでは性的な欲求や刺激が無くても、突発的に勃起してしまう事もあるようです。若さゆえの健康の証ではないでしょうか。
【 射精のメカニズム 】
続いて、射精のメカニズムについてお話します。
まず、ペニスの先端にある亀頭にはとても敏感な神経が集中しており、
そこが刺激されると、その刺激が脳の射精中枢に伝達されます。
交感神経が勃起したペニスに射精を実行命令するのです。
性的に興奮し始めると、普段はぶら下がっていた睾丸が、少しずつペニスの根本の方にせり上がってきます。やがて袋状の陰嚢はほとんど平らになってしまって、睾丸も外からは分からなくなってきます。
そして、さらに興奮が高まってオーガズムに達すると、
脊髄の中にある射精中枢が反応して、射精反射が発生します。
すると、精子を放出するための精巧なメカニズムが作動を開始するのです。
こうして、射精という現象が起きているのです。
早漏の治し方を知る上で、覚えて置いてください。