一般的に、セックスの直後に、
多くの女性は男性に寄り添ったり抱きついてきたりします。
一方、大半の男性はすぐにその場を離れたがる傾向にあります。
一般的に広く知られている事柄ではあるのですが、
その理由が科学的に追求されたことがありませんでした。
しかしその謎がついに解明されたそうです。
「男女のセックス後の行動の違い」と
「人間の進化に焦点をあてた調査」が史上初めて行われ、
学術雑誌『ジャーナルセックスリサーチ』で発表されました。
調査は、男女170人の学生を対象に、
オンラインベースでセックスの直後に何をしたいかを
数種の選択枠から選んでもらいました。
結果、女性の大半が好んだのは、
「親密な会話をする」、「キスをする」、「寄り添う」など。
男性の大半は「食事をする」、「タバコを吸う」、
「お酒を飲む」、「相手に頼みごとをする」といった行為を
好む傾向が圧倒的であったそうです。
この結果からみると、セックスの後、
男性はその場を離れる行為を望むのに対し、女性は、
セックスと新密性を切り離せないせないということになります。
セックスの後に、絆を深めるための親密な行動は、
多くの場合女性が先導します。
なぜなら女性は、母性の観点から、あまり多くの子を産んでも、
必ずしもその全ての子孫を残していくことができないという事を、
本能的に感じているからです。
現代社会では少し時代遅れな見解ではありますが、
子どもを育てていくために、父親と母親の両方が必要である
というのは、一般的な通念ですね。
したがって、長期・短期の関係に関わらず、
女性は男性と寄り添い、絆を深めるための行動を重要視します。
その一方、男性は、必要限度数を超えて「無駄に種を撒き散らす」
行為が本能的にプログラミングされています。
この現実に直面して、落胆したり、困惑した経験がある女性は
少なくはないと思われるが、あまり悲観的になってはならない
ことを、同研究者は強調しています。
簡単に言えば、男性のこの行為も確実に子孫を残すことにとっては
重要なことだからであるとされます。
ちなみに、今回の調査に参加した男女で一致した行為は、
長期の関係を望む場合、行為の後に「愛している」と相手に伝える
ことだったそうです。
やはり、愛があってこそのセックスということですね。