早漏の男性の多くが、セックスではいつも不安がつきまといます。
挿入してから数分で射精してしまったらどうしよう・・・
もっと長持ちさせて相手を満足させたい・・・
やはりセックスでは、少しでも長い時間、好きな相手と交わりたいですよね。
早漏をトレーニングで確実に治すことはもちろん大事ですが、
今回は、なるべく セックスが長持ちする体位 をご紹介したいと思います。
自分で工夫して、もっとも長持ちできる体位を知っておきましょう。
正常位はソウロウになりやすい体位?!
セックスで体位といってまず思い浮かぶのが、正常位です。
女性がもっとも好きな体位とも言われています。
しかし、正常位は早漏の男性にとってはとても厄介なんです。
実は、数ある体位の中で、もっとも早漏になりやすいのが正常位なのです。
それはなぜなのか、その理由を解説したいと思います。
最大の原因は、交感神経と副交感神経の関係にあります。
正常位の時、男性の上体は大きく前に傾きます。
前傾姿勢は、神経を過敏にする交感神経が優位に立つため、膣との摩擦による刺激にペニスが敏感になります。また男性は、「目で興奮する」と言われるように、性的な情報に対して、五感の中でもとくに”視覚”の影響を受けやすい性質があります。
正常位では、女性の感じている顔や、豊かな乳房の膨らみなど、大量の性的視覚情報を獲得できる代わりに、興奮のコントロールが非常に困難な状態に陥りやすくなるのです。しかも、正常位は男性が腰を自由に動かすにはもってこいの体位です。
これだけ射精の条件が整えば、一般的な持続力の持ち主でも、短時間で射精ゾーンに突入してしまいます。
上の説明を簡単に要約しますと、
1、前傾姿勢により、早漏の原因である交感神経が優位になる
2、女性の身体や表情が視界に入り、興奮しやすくなる
3、つい自分の好きに腰を振ってしまいがちな体位である
という3つの原因から、早く射精してしまう恐れがあるのです。
早漏の男性は、正常位はなるべく避けるようにしたほうが良いでしょう。
また、次いでバック・騎乗位もソウロウ男性は避けたい体位になります。
セックスが長持ちする体位
早漏の男性に、まずおすすめしたい体位は、「座位」です。
座位とは、文字通り、男女が座った状態で交わる体位のこと。
イラストのような男女が向かい合う、対面座位が有名ではないでしょうか。
座位は、セックスで長持ちする体位として知られています。
スローセックスの著者であるアダム徳永氏は、こう語っています。
対面座位は、男性のペニスの状態が垂直に起きています。
この姿勢は、自律神経の交感神経と副交感神経がニュートラルな関係を保つため、興奮が抑えられて、射精のスイッチが入りにくくなります。また、腰を激しく動かしづらい体位ですので、射精に突進してしまうこともなく、ゆったりとペニスによる膣への愛撫を行うことが可能です。
(アダム徳永著「たった3分からの大逆転」より抜粋)
簡単に言うと、座位は正常位とは全く逆の特徴があるのです。
つまり、座位は垂直姿勢により交感神経が抑えられ、
かつ腰を振りにくいことから、早漏を防止できる体位になるのです。
ちなみに、そもそも座位は、男女ともオーガズムに達しにくい体位。
男性は女性を上に乗せているためピストンがしにくくなりますし、
女性も腰が浮いているため自分から動くことは難しい状態です。
騎乗位のように、女性がクネクネ腰を動かしてくることもできないので、
刺激に弱いソウロウの男性にとって、早漏防止につながるというわけです。
体位を変えただけでは早漏は治らない
軽度の早漏であれば、体位を変えるだけで持続時間を伸ばすことは可能です。
しかし、残念ながら、それ以上の早漏の人にはあまり効果はないでしょう。
正常位・騎乗位・バックが最も早漏になりやすい体位といわれていますが、
そもそも正常位・騎乗位・バックを全くせずにセックスできますか?
そのために、今日からでも早漏を改善するトレーニングを実践してください。
より良い性生活を送るために、一歩を踏み出してみましょう。